小学生の姪の宿題につきあって、30年ぶりの美文字トレーニング

お盆休みで実家に帰省していた時、近くに住む妹が小学校2年生の姪を連れてやってきました。妹はお盆の間も仕事に出かけるので、姪を1日預かってほしいというのですが、姪は少々ふくれっ面で、手には赤い色の習字道具入れを持っています。夏休みに出た宿題の美文字トレーニングを、今日中にすませるように言われてしぶしぶ道具を持参したようなのです。その日は朝から私が姪に美文字トレーニングをさせることになりました。

美文字トレーニングをするのは、私は中学校を卒業して以来です。新聞紙を切ったものを多めに用意して、まず練習から始めました。課題の文字は「絵画」と「水道」。小学生らしい文字だけど、面白みはないなと思いながら、お手本を見ながら私も書いてみました。約30年ぶりの美文字トレーニングなので、筆は思った以上に扱いが難しく、なかなかうまく書けません。2文字のバランスもあんがい難しく、「絵画」は頭でっかちの仕上がりになってしまいました。

私が苦戦しているのを見て、姪もやる気になったようです。私から筆を取りあげて、練習し始めました。新聞紙での練習が終わったら、いよいよ本番。ところが、そこでもう一つの難関が待っていました。小学校の美文字トレーニングでは、細筆を使って、文字の左横にクラスと名前を書かなければいけないのです。姪の名前は画数が多く、筆で書くのは大人でも大変です。ひらがなにしたら?と言ってみましたが、それでは嫌だと言い張ります。

結局、名前を書く練習も繰り返し、午前中3時間みっちりと美文字トレーニングに浸ることに。できあがった宿題は、妹に言わせると、字を書くのが嫌いな姪にしてはなかなかの出来だということでした。